昔、好きな人がいた。今も好きな人がいる。ずっと好きな人がいる。人はなぜ人を好きになるのか?
相変わらずですが、調べてみました。
どうやら7つの理由があるようです。
その1 1人では生きれない、不足を補うため
人間は1人だけでは生きていけません。狩りをすることも、災害から身を守ることもままなりません。知識も経験も「たった1人の人間」がもつものだけでは、生きていく上で充分とは言えません。
だからこそ、人はその人が自分にとって必要な人であると判断したとき、「好き」という気持ちを抱くと言われています。
機械音痴な女性がパソコンの扱いをテキパキとこなす男性に「キュン」として「なんかいいな……好きかも」となってしまうのはこれが理由です。これは自分に足りない「パソコン知識と技術を持つ異性」が自分にとって必要だと感じたからです。
また、「一緒にいると癒される」「精神的な支えになる」なども、あなたに不足している部分を彼の存在が補ってくれている、と言えます。
男性と女性も「自分にもっていないもの」に惹かれる傾向があるのはこうした背景があるようです。
その2 子孫を残すため
男と女は、強力して子供を作ることができます。
そして生き物にとって「自らのDNAを残す」というのは重要な行為であるとされています。
2つ目に紹介する「人が人を好きになる理由」は、「遺伝子を残す」という本能のよるもの。子孫を残すために、男性は女性を、女性は男性を求めると言われています。
「食欲」「睡眠欲」と共に「性欲」は人間の3大欲求の1つ。
「異性を求める欲求」はとても強いものなのです。
異性を異性として認識する思春期以降に「恋」を経験する人が多いのも、こうした理由からかもしれません。
その3 より強い遺伝子を残すため
子孫を残すためだけではなく、生き物は「過酷な環境に耐えられる、より強い子孫を残そうとする」という本能があります。
動物も、求愛行動をしたり戦ったり、群のボスがハーレムを作っていたりしますが、あれも「強い雄の遺伝子を欲しがるメス」と「より沢山の子孫を作りたい雄」の目的が合致するからこそ成り立つものです。
ちなみに女性は男性の遺伝子を文字通り「嗅ぎ分ける」ことができるのだとか。
男性は「元気な子供を生み育ててくれそうな女性 (自分の遺伝子を大切に育ててくれる人)」に惹かれ、女性は「強そうな男 (自分と子供を守ってくれる人)」に惹かれます。
その4 過去のイメージを投影したため
これは心理学的な要因です。
例えば「幼稚園の時にあなたにとても優しくしてくれた近所の年上の男の子」がいたとして、その子がハーフだったとしましょう。
するとあなたは、その後の人生で出会う「ハーフの男性」に対して「優しい人」という良い印象を漠然と抱いてしまいます。過去に出会った「優しいハーフ男の子」のイメージを、その後に出会った「同じような特徴を持つ人」に投影してしまうのです。
これは錯覚でもあり、同時にあなたの中にあるデータから導きだした結論でもあります。
今までに見て来たもの、経験してきた出来事は、異性の好みにも影響していると言えるでしょう。
その5 自分の助けになってくれる相手だと感じたから
人は自分に好意を表明してくれる人に対して、良い印象を抱きます。
それはその人が「自分を傷つけない」「自分の助けになってくれる」という確信が持てると同時に、その人が「自分を認めてくれている人」だからです。
「相手から告白されて、一度ふったけれどその後どんどんその人が気になり始めて……結局自分から告白した」という話を時々ききますが、これも「人は自分に好意を示してくれた人のことを好きになる」という心理が働いているから。
だからこそ、好きになった人には好意を伝えるのが大切です。気になる人には、自分から「好意のサイン」を出すと関係が進展します。
その6 相手の助けになりたいと思うから
人間には「助け合い本能」とも呼ぶべきものがあります。
それは、他人にたいして「何かしてあげること」で喜びを得る本能。
人間は他人の役にたつことで、自分の価値を感じ、喜びを得ることが出来るのです。他人から「必要とされている」というのも、自身の価値を感じるために必要なことです。
つまり人は「自分の力を必要としている人」を心のどこかで求めているのです。
だから、隙のある女の子は人気があります。
その7 協調性を重視するため
人は自分に足りない部分を他人に求めますが、同時に「自分と似ている人」を好きになります。
同じ価値観、同じ経験をしてきた相手は、対立して敵になる可能性が低いからです。
だから人は、好みや価値観が合う人にたいして良い印象を抱きやすいのです。
「2015 効果絶大!理想の彼氏彼女と幸せな恋愛が出来る100の方法」から引用させて頂ました。
人間って1人で生まれて1人で死んで行く
だから、生きているうちは寂しくならないように自分に近い存在が欲しくなるのかも知れません。
でも逆かな?
そんな大切な人に逢う為に生まれてくるのかも知れません。

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