子供は大人をしっかり見ている!小学生女子の魂のメッセージが教室に響く!
「モンスターペアレント」、「過保護」と言う言葉がニュースを賑わす。
私が子供の頃、総理大臣、先生、大人は偉かった!
今はどうなのだろう?
ある私立小学校の授業参観の日…
例に違わず、過保護すぎる親達が参加していた。
この教室では先生に指名された児童が順に作文を読んでいた。
そんな中…
子供を褒める親
教室の清掃具合にケチをつける親
どの大人たちも子供が発表しているのにざわついている。
先生も苦笑いするのが精一杯。
そんな中、一人の女子児童が挙手をする。
あたりはシーンとなり、この女子児童に目が集中する。
この作文の題材は….
『家族への想い』
そして、女子児童の作文の題は…
『信じあうこと』
その作文を堂々と読み上げた…
『信じあうこと』
私は家族が大好きです。
家族も私の事が大好きです。
でも、たまに悲しい気持ちになることがあります。
私の家族は、いきすぎだと思うほど、私のことを心配します。
この前、私は◯子ちゃんとケンカをしました。
私は、◯子ちゃんにいやなことをさせられました。
でも、私も◯子ちゃんにいやなことをしたと思い、仲直りをしたいと考えていました。
その時に、お母さんは私に、あなたはわるくないと言いました。◯子ちゃんがわるいんだから、あやまらなくていいのよ、と言いました。
とてもびっくりしました。
なんで、私もわるいのに、私はあやまらなくていいのかなって、そのときに思いました。
お母さんは、もしかしたら、私のことを信じていないのかもしれない、と思いました。
お母さんは、『自分の子供』ということを信じているだけで、『自分の子供だから』という理由だけで、私はわるくないと言っているんじゃないかな、と思いました。
そのとき、とても悲しくなりました。
お母さんは、私という人間のことを信じてくれているのかな、と心配になったのです。
私はお母さんの子供だけど、私というひとりの人間でもあります。
その私という人間を、ちゃんと見てくれて、知ろうとしてくれて、信じてくれているのかなって、思う時があります。
最近、テレビで、モンスターペアレントという、子供のためにいっぱい怒る人が増えているという話をみました。
それを見て、この作文を書こうと思いました。
きっとそういう人が増えているのは、きっと子供自身を信じるんじゃなくて、『自分が育てた子供』という、育てたこと自体を信じているんじゃないかなって、思いました。
似ているようで、すごく違うことの様に感じるのは、私だけではないのではないでしょうか。
私は、家族が大好きです。
だからこそ、家族には、もっともっと、私のことを信じてほしいと思います。
信じあうことができたら、きっともっと仲良く、もっと笑顔いっぱいで一緒にいれるんじゃないかなって思います。
私も、もっとしっかりして、勉強もたくさんがんばります。
だから、これからも、私のことをたくさん信じてください。
私は、かならず家族みんなの自慢の娘になります。
作文の発表中から、空気が静まり返る感覚がありました。
発表後、授業参観にきていた親たちは、誰も言葉を発する事がありませんでした。
でも、少し間ができてから、先生は大きな拍手をしました。
つられる様に、親たちも大きな大きな拍手をします。
発表した女の子のお母さんは、授業参観後に、自身の振る舞いに対して、謝罪をしにいったとの事です。
間違いなく、女の子の発表が、親たちの意識を変えた瞬間でした。
この話は、最近教師を退職した方が、一番印象に残っている話として、寄稿してくれたお話です。
子供は、大人が思っている以上に、敏感に、大人のことを見てくれているのかもしれません。
どんな親も子供が生まれた時なんかは「ただ健康に育ってくれれば良い」って皆思うはず。
でも…
<チャンスですよ!>
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