「寂しさを感じる」「孤独を感じる」ってなぜ起きるのか?本能で持っているのか?調べてみました
最近、日本人って孤立化しているって言われています。
寂しいと感じる人間も増えてきているかも知れません。
実は「寂しい」という感情には二通りの原因があって、「理由があるさみしさ」と「理由がないさみしさ」があるようです。
人が「寂しい」と思うのは、「物理的にひとりで過ごしているから」という場合だけではないようです。
実は人間が寂しいと思うのはこんな時からはじまるようです。
お腹の中ではお母さんと一体だったのが、生まれることで、お母さんから分離します。
ずーっとくっ付いていたのが、離れるわけですから、そこで分離感というものを感じます。
その分離した瞬間に感じ始めるのが寂しさと言う訳です。
孤独感って…
「自分の感情や感覚を分け合える存在を感じていない状態」
寂しさという感情は「自分の存在を認める」ためにあるようです。
逆に、自分自身の存在が認められなかったり、また、誰かの存在を感じられなかったりすると、寂しさという感情が出てくるんです。
孤独は誰もが経験したことのある感情だが、このほど、人が孤独を感じる原因を探った研究結果が発表され、孤独を感じる原因は太古の昔から引き継がれてきた遺伝子にあるとの結果が報告されたことが伝えられた。
またこの研究では、孤独を感じる原因の半分は遺伝子にあり、女性は男性よりも孤独を感じやすいと指摘しています。
決して「孤独」が遺伝するわけではありません。
「人と接するときの反応の強弱」が遺伝するのです。
「孤独になるやすい性格」の遺伝子を持っていても、個人の努力により、コミュニケーション能力を高めることもできます。
時代とともに孤独を感じる人は多くなりつつある。
「1985年、アメリカ人の代表的サンプルに「心を許せる親友は何人いますか」と尋ねたとき、いちばん多い答えは3人だった。
2004年、再び同じ質問をしたとき、いちばん多い答え(全回答の25%)は、ゼロだった。21世紀のアメリカ人の4人に1人が、何でも包み隠さず話せる相手は一人もいないと答えたのでした。」
悲しい現実です。
孤独感は誰の心にもある感情ですが、それがあるからこそ人はつながりを求めるのだと思います。
そして、心と心が触れ合える瞬間、人は「生きてる」と感じることができるのだと思います。そのためにも、孤独感は必要な感情だといえるのです。
やっぱり、人間は、みんな競争しているから孤立して行くのかな?
でも、皆寂しいなら集えば良いと思います。
「集う」を意識しないとダメかも知れません。

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