人の悪口を言っているとどんどん自分が悪くなっていくの経験した事がありませんか?
どうやら脳は主語を理解出来ないみたいです。
簡単にいうと他人に言っていても、自分に言っているようになってしまっている。
と言う事です。
私たちが日頃何気なく使っている言葉が、脳と体に大きく影響しています。例えば、脳は主語を理解できないという性質を持っています。
主語が理解できないので、自分が発した言葉全てを自分のこととしてとらえてしまいます。
だから、人の悪口を言うと、脳の中では自分が悪口を言われた時と同じ状態になる。
つまり、相手の悪口を言うと、自分自身に悪口を言っていると判断し、自分も傷つき気分が悪くなります。
悪に陥っていくのはそのためです。そして、より、人に対して攻撃的になります。
(自分が自分を無意識に攻撃している状態となるわけですから逃げようがありませんね)
スポーツの試合で、どうしても勝ちたくて
『あ~相手がミスればいいのに』
『相手のシュートが入るな ! 』
などと思うことが、ありますね !
それは、知らないまま自分で自分に呪いをかけていることになっているのです。
少し勘の良い人は分かってきたと思います。
反対に、相手を褒めれば、自分が褒められたのと同じ状態になるんです。
タイガーウッズは、ココ一番の大勝負の瞬間、対戦相手が上手くいきますように!と祈るそうです。
相手という自分に余計な呪いをかけない!だから自分を妨げる思いが少ないのです。その結果あれだけの成果を出せるのです。
凡人とは逆の思考なのです。
こんな言葉で頭の中がいっぱいになっている人っていませんか?
「嫌われるんじゃないか?」
「拒否されるんじゃないか?」
「どうせ無理だろう?」
記憶してしまうから、考える度に蓄積してしまいます。
こんな事が勝手に性格になってしまう訳です。
この人って成長するでしょうか?
この人って前に進めるのでしょうか?
「相手を好きになる」
「相手の話を肯定する」
「おそらく上手く行くと思う」
こんな脳にしておいた方が絶対に得なんです。
「お前なら絶対に上手く行くよ」
凄く大事な訳です。
脳に関して正確に言うと…
・何らかの現象や言葉によって感覚の入力があると、扁桃体によって、その感覚が「快の情動」か「不快の情動」か判断される。それに基づいて反射的、本能的に情動行動が起こる。
・情動行動までは原始的な脳による処理。この時点で主語の識別は出来ておらず、現象や言葉自体が危険なものであれば、自分のことでなくても本能的に「不快の情動」と判断する。
・人間で最も発達している大脳新皮質は、行動を本能的なものにまかせず、その場を読んで情動行動を抑制し、合理的な行動を起こす。その場を読む、ということは、主語をはっきりさせるということでもある。これは反射的で本能的な情動行動に比べて、場を読むために、少し時間がかかる。
・脳は主語を識別出来ないわけではない。しかし、識別するのに少し時間がかかる。
結果、ネガティブ思考の人の発言はアウトって言う事です。
損をしますよ!
って言う事です。
結果的にはネガティブ発言は自分の心が待たなくなって行くのだと思います。
それが相手に対しても自分に対しても同じだと言う事です。

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