部下が辞めていく、言う事を聞かない、戦力化出来ないとお悩みの方は是非読んでみましょう
まずは一番大事なワードからお伝えします。絶対に忘れないで下さい。
『どんな人間でも必ず成長したいと思っている。それは人間には希望があるからです。』
なので一番考えて欲しい事は「教える」とかではなく「育成出来る環境をつくってあげる事」なんです。
よくあるパターンは店舗を持って経営している社長さん。
部下には店毎に店長がいる訳です。
多くの場合は育成しようとして「セミナー」とか「講座」とか行って知識教育して行きます。ただし、多くの現場で感じる事は全く効果がない。言い方を変えると「薄い」んです。
そんな事よりも「店長会議」と言う「環境」をつくってあげるべきなんです。
月次の「損益」を会議で公開して講師や上司が個々の店長に具体的な教育をして行きます。
ポイントは「売上」ではなく「管理可能経費」に着目する事です。
繰り返す中、管理可能経費をコントロールしたいと言う欲求は大きくなって「知りたい」「コントロールしたい」と言う気持ちになってきます。
これを「口を開く」と小野は言っています。
そこまで来たらレクチャーしてあげば良いんです。
つまり、「それをやりたい」とか「やらないとヤバイ」とか言う感情を持てるように「店長会議」と言うインフラを設けたり、関わる人間が、そんな「欲求」を持ってもらえるように関われば良い訳です。
この環境づくりが出来ないのに「数字を出したいから教育」をすると言う考えで進むと「辞める」「反発」「やらない」が横行します。なので「部下」「後輩」を受動から能動に変える形にすればと思うのです。
実際に物凄い効果あります。
人間育成のプロセスを考えてみる
一番最初にする事は「口を開ける」と言う事なんです。この工程がないと「聞かない」「反発する」「進捗が遅くなる」状況になります。
口が開いていれば8割は育成が終わっています(笑)
次に「モティベーション」を与えます。日本語で言うと「やる気」です。
これは必ず与えて下さい。
日本人はこれを与えるのが下手なので育成が下手です。
進捗が遅くなったり、目的までいかずに途中で挫折したり、中には「やらない人」も出てきます。
次に「始点」と「目的」を共有して下さい。
勿論ですが「始点」や「目的」は教わる人間、部下の事です。
これが決まったら進めて行きます。
上司と部下、教える人と教わる人
一緒に「始点」から「目的」まで進むイメージです。なので上司、教える人は進み始めたら一緒に居れなくても良いので気にしてあげてて下さい。電話ぐらい入れてあげても良いです。
部下の育成を考えてみる
今回は誰でも理解出来るように短い文章でまとめてみました。
「部下の育成」
って結局、「先輩」や「上司」、「教える人」が出来ていて「後輩」や「部下」、「教わる人」が出来ていない事を教える事なんです。
良くあるパターンは「先輩」や「上司」、「教える人」が出来もしない事を「要求」して育成して行く考えです。
これって絶対に上手く行かないのです。
例えば「売上を上げたい(始点)」から「売上が100万円上がった(目的)」を教える時はどうでしょうか?
多くの場合は店長に自分も出来ないのに「こんな事したら客数増えるのでやってみ」ぐらいで売上要求する訳です。それはその指示した上司が上記に示した工程なしに指示をしているし、自身も出来ない事を要求している訳です。
折角ですのでこの先をお伝えします。
まずは上記の
「口を開ける」
モティベーションを与える」
「始点と目的を共有する」
をやってみて下さい。
そして、社長、幹部で話し合ってみて下さい。
教えられない事があなたの会社、店舗の根本的な課題になります。
絶対に解決しないといけない課題になります。
何にならない事に時間を使っているぐらい勿体無い事はありません。

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